館林美術館、企画展鑑賞記。

6月3日、群馬県立館林美術館で開催されている企画展「夢と自然の探究者たち」を観てきた。
群馬在住の知人のご主人は、高名なアーチストで館林美術館にも何点か作品が保管されていて、今回の企画展ではその作品が展示されることになり、観に行くことにした。3年前にも展示され、すでに観ているのだが3年振りに知人にもお会いして近況を話し合うのもいいかなと、また旅行気分も味わいので、日帰りの美術館賞を兼ねた小さな旅に行くことにした。
館内は写真撮影禁止なので、作品を掲載でないが、館林美術館で検索するとおおよその雰囲気は感じ取れるかもしれない。
館林美術館は美しい芝生の広々とした敷地に、ゆったりとした弧を描く、高くない建築物で、見る者の気持ちを落ち着かせる素敵な美術館である。
森の中にはフランソワ・ポンポンのアトリエが再現された別館があり、ここもとてもいい感じでお薦めだ。

今回の企画展では、多くの作品に感銘を受けたが、特にプロスフェルトの植物写真、オディロン・ルドンの版画、現在群馬で活躍中の亀山知英、まだ若い女性の大坂秩加、に特に心を動かされた。
亀山知英の廃材となったトタン屋根を使用した版画作品には驚かされた。
同じく廃材となった木材を使っての人物を中心とした立体作品。これらは私の工作好きだった少年時代を思い出させ、わくわくと心が躍ってしまった。このような作品を観ると、美術っていいな~、とつくづく実感する。
もちろん知人のご主人の作品も何度観ても素晴らしい。
さて、次回はどこの美術館に行こうか。

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