版画の新作をギャラリーに追加しました。

10年ほど前、プリントアウトに失敗したA4のコピー用紙を、くしゃくしゃと丸めて机上に投げ置き、またパソコンに向かっていたのですが、何気なく視線を机上に向けると、先ほどの丸められた紙がスタンドの光を受けなんとも美しく、しばらく見とれてしまった経験があります。丸められて捨てられてしまう紙屑が自分自身のように思え、なんだか愛おしくなり、美しく思えたのかもしれません。
そんな思いを当時「二つの紙屑」というタイトルで作品にしたことがあります。
紙屑を二つにしたのは、一つ(一人)では、寂しいからです(笑)
たとえ紙屑であっても、寄り添っている姿は美しいですね。羨ましい!
あれから10年、久しぶりに紙をモチーフに作品を作りました。
自分自身を見つめ、心の中にあるものを紙を使って表現してみました。
どうぞギャラリーをクリックしてご高覧下さい。

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